衛生管理者の仕事

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衛生管理者と保健師、このふたつの職業ご存知でしょうか。
それほど身近な職業名ではないので、衛生管理者、保健師と言われても具体的なイメージが浮かばない方も多いのでは?

まず、衛生管理者についてお話します。
「衛生管理者」という記載は、見たことのある方も多いのでは。
パン屋、ファーストフード店、レストランや喫茶店などの飲食店、スーパーや百貨店などの小売業で、賞状のような用紙が掲示してあるのを見たことはありませんか?
額縁におさめられた用紙の文面に「衛星管理者」の記載があります。

なぜこのような紙を掲示しているかというと、一定規模以上の事業者には必ず衛生管理者を置くことが義務づけられているからなのです。
衛星管理者とは労働安全衛生法で定められた役割で、労働条件や労働環境の衛生面を改善したり病気の予防措置をとるなど、職場の衛生全般を管理する人のことを指します。
つまり常に職場を清潔に保ち、病気や感染症の発生を防ぐことを専門とする職業なのです。

衛生管理者は、衛生管理者免許の保持者、もしくは医者、歯科医、労働衛生コンサルタントなどの資格を持った人の中から、選ぶということが法により定められています。
衛生管理者の免許は、仕衛生工学衛生管理者、第一種衛生管理者、第二種衛生管理者の3種類です。

保健師の役割

次に、保健師についてのお話です。
かつてこの職業は女性のみの資格だったので、当時は保健婦と称していました。その後1993年の法律改正により男性にも資格取得が認められ、1994年3月の国家試験で保健士という名称が生まれました。そして2003年以降、男女を問わず「保健師」という名称で統一されました。

保健師の定義ですが、保健師助産師看護師法で「厚生大臣の免許を受けて、保健師の名称を用いて、保健指導に従事することを仕事とする人」と定められています。

具体的に、保健師の仕事は大きく3つに分類できます。
自治体の保健所や保健センターに勤務する「地域の保健師」、企業の産業保険スタッフとして働く「産業保健師」、学生と教員の保健保持を目的として大学など教育機関に勤務する「学校保健師」に分けられます。

保健師の資格を取得するためにはまず看護系大学もしくは保健師養成学校で必要なカリキュラムを受ける必要があります。
そして、まずはじめに看護師の国家試験をパスして、さらに所定の保健師養成課程を6ヶ月以上受講し、それが修了したら、最終的には保健師国家試験を突破しなくてはなりません。この資格を得るまでの道のりは、かなりの難関と言えます。

ここまで挙げてきたように、衛生管理者も保健師も、簡単には得ることのできない立派な国家資格なのです。
地域や社会情勢を問わず常に需要が安定している業界でもあり、衛生管理者や保健師の資格・免許を取得していれば、自治体、公的機関、一般企業から学校まで、就職先の選択肢は幅広いものとなるでしょう。

学校や会社、団体など、人がたくさん集まるところには必ず衛生管理者や保健師が必要になるものであり、さらに法律によってその存在が義務づけられているからです。

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