紳士用の帽子について。メンズの紳士ファッションに欠かせない帽子を紹介します。トップハット、ボーラー、フェドーラ、トリルビーなど様々な種類があります。カジュアルやスーツなど、いろんな場面で合わせてみてはいかがでしょう。
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紳士の帽子は、さまざまな流行を経て現在のタイプに至っています。
トップハットという紳士帽子は、円筒形をしたハードな作りの帽子です。
使用されている素材は、おもにシルクやファーフェルト。リボン部分にもシルクやフェルトなどが用いられています。
このトップハットはイギリス製で、残念ながら日本人の頭の形には一般的に合わないとされています。
被ったとき帽子の前後に隙間ができてしまったり、逆に横幅は頭に対して狭く、被ることができなかったりします。
硬い作りになっているため変形が難しく、オーダーメイドで頭の形に合わせてから製作する必要があります。
ボーラーは、半球型でフェルト製の紳士帽子です。こちらもハードなタイプの帽子です。
ボーラーというのは英語名で、日本語で言うと「山高帽」です。
著名人の中にこの山高帽がトレードマークになっている人物もいたほど、日本にも熱心な愛好家がいました。
1850年に登場して以来、おもに乗馬用の帽子として愛用されていましたが、今では一部の専門店を除いてあまり見かけないタイプの帽子になってしまいました。
紳士帽子には、トリルビーやフェドーラと呼ばれるソフトハットもあります。
ソフトハットとは、フェルトでできた中折れ帽のことを指します。
それまで主流だったハードハットに代わり、おもに日常生活用として登場し、人々の間に広く普及していきました。
さらに柔らかいタイプでは、スーパーソフトハットとも呼ばれる、ローラーハットやクラッシャーハットという帽子があります。
素材が柔らかく自由に形を変えることができるため、服装や場面に応じて好きなように変形させて着用できる点が魅力です。
最近は、若い人たちの間でも日常的に帽子を着用するが人が増えました。
季節を問わずニット帽やキャップを被っていたり、バンダナを巻いた上からキャップを被っている姿などをよく見かけます。
そして、室内でも帽子を取らない人も多いようです。
もともと、紳士の場合、室内では帽子を取るのが礼儀とされていました。
これはヨーロッパの習慣で、室内外に限らず、知人に会ったときや女性の前に出るとき、挨拶をかわすときなど、紳士たちはそのつど必ず帽子を取って応対していました。それがマナーであり常識だったのです。(ちなみに女性の場合、帽子は服の一部と見なされていたため、男性のように室内で取る必要はなかったのだとか。)
時は流れて文化も常識も変わりつつありますが、相手に不快感を与えない身だしなみというのは、常に意識しておきたいものです。
おしゃれの主役として個性的に、一方で上品にさりげなく身につける。
それこそまさに「紳士の帽子」と呼べるのでは。
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